「落ち込んでいる…」
「疲れている…」
「心の支えになるような言葉がほしい」
日々生活するなかで、仕事や家庭、恋愛、友人…、いろいろな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けて、心の支えとなる言葉がもらえる絵本「ぼく モグラ キツネ 馬」を紹介します。
読んだ人のなかには、「思わずホロリと涙が出た」とレビューしている人も……
実際にわたしも読んで、心にジーンとくるものが多くありました
とても素敵な絵本だったのでご紹介します!
- 心の支えが見つかる絵本「ぼく モグラ キツネ 馬」とは?
- 絵本「ぼく モグラ キツネ 馬」が心にしっとりと響くわけ
世界中で大人気のアート絵本「ぼく モグラ キツネ 馬」とは?
著者であるチャーリー・マッケジー氏は、イギリス人のイラストレーターです。
マッケジー氏が初めて描いた本、それが「ぼく モグラ キツネ 馬」とのこと。
2020年イギリスで「最も売れた本」で、アメリカでも「2020年のベストブック」に選ばれるなど世界中で大人気の1冊です
「ぼく モグラ キツネ 馬」あらすじ
ストーリーは、少年である【ぼく】が森の中を進むなかで、【モグラ】【キツネ】【馬】と出会い、絆を深めていくというもの。
【ぼく】は、知りたがり屋。
【モグラ】は、ケーキ大好きなおとぼけキャラ。
【キツネ】は、つらい目にあってきたため無口。
【馬】は、穏やかで哲学的。
それぞれとても魅力的なキャラクターたちが描かれています
「ぼく モグラ キツネ 馬」心にしっとりと響くわけ
やさしいモノクロの絵
やさしい繊細な表紙は心惹かれるものがあります。
なかのイラストも、ほぼモノクロで下絵のようなドローイングの繊細なタッチで描かれています。
それぞれとても躍動感がある絵は、パラパラ漫画のように動いている錯覚に……。
物語は「ぼく・モグラ・キツネ・馬」しかいない限られた空間なのに、寂しさはなくどこか優しく映る世界観が広がっています。
その時々で強く心に響く言葉
【ぼく】【モグラ】【キツネ】【馬】彼らの一言一言は、悩んでいる自分を支えてくれる言葉であったり、勇気をくれる言葉であったり、ハッと気づかされる言葉だったりします。
彼らの紡ぐ言葉からは、心の支えとなるあたたかい何かをもらえるはず。
それぞれの中に、私は自分を見出せる。きっと、あなたもそうなんじゃないかな
引用元:ぼく モグラ キツネ 馬
絵本の冒頭に綴られている著者のマッケジー氏の言葉です。
時に【ぼく】、時に【モグラ】、ある時は【キツネ】、ある瞬間には【馬】……。
その時々で強く共感する部分が変わってくるのも、「ぼく・モグラ・キツネ・馬」の魅力です。
なかでも、多くの読者の心に響いていて、私も一番気に入ったシーンがこちら
少年である【ぼく】が、【馬】に尋ねるシーンです。
いままでにあなたがいったなかで、いちばんゆうかんなことばは?たすけて
引用元:ぼく モグラ キツネ 馬
物語に登場する生き物のなかでも、一番大きな体をしている馬からの言葉というところにも、大事なメッセージが隠れているように感じます。
「ぼく モグラ キツネ 馬」きっとお気に入りの一冊になる
「ぼく モグラ キツネ 馬」は、8歳でも80歳でも誰でも楽しめる絵本です。
明日だって、3か月後だって、10年後だって……。
落ち込んだ時、心が疲れている時、そっと絵本を開けば、いつでも支えとなる言葉をもらえます。
何度も読み返したくなるほど、きっとお気に入りの1冊になるはず!
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