「たり」は、この使い方で合っている?
使い方は1回だけの場合もあるの?
文章で使う「たり」ですが、「この使い方で合っている?」と気になる方は多いのではないでしょうか。
何気なく使っていると、じつは間違っていたというケースも。
「たり」は、「本屋に行ったり、カフェに行ったり」のように、繰り返す使い方が正しいとされています。
この記事では、「たり」の正しい使い方や例文などについて解説します。
未経験・初心者Webライターの方で、「たり」の正しい使い方を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 「たり」の正しい使い方
- 「たり」の使い方の例文
- 「たり」の間違った使い方
「たり」の正しい使い方
「たり」は、一般的に「〜たり、〜たり」の形で2回以上の動作や状態を並列して表すときに使う助詞です。
ここでは、「たり」の正しい使い方を例文とともに解説します。
「たり」を並べて使う
「たり」は、基本的に同じような動作や状態を並べる際に使います。
動作や状態は、2回以上を並べるのが正しいとされています。
繰り返して使えているか、確認することが大切
「たり」を1回だけで使う
上述でも触れたとおり、「たり」は2回以上並べて使うのが一般的です。
しかし、「たり」単体で使えるケースもあります。
ほかにもなにかあると暗示させる例で使うときは、「たり」を1回だけで使うこともできます。
具体的な選択肢を省略する形です
「たり」を3回並べて使う
「たり」は、3回以上並べても使えます。
何回までしか使ってはいけないという制限はありません。
ただし、「たり」を複数回使うと文章がくどくなって読みづらくなる可能性があるので、別の表現ができないか考えてみましょう。
「たり」を減らすのも有効です
「たり」の間違った使い方
「たり」を並列で使う際は、同じような動作や状態になっているか注意しましょう。
例えば、以下の使い方をしてしまうと文章が不自然になってしまう場合があります。
「本を読んだり、仕事をしたり」「電車に乗ったり、ごはんを食べたり」
この場合、「本を読む」と「仕事をする」、「電車の乗る」と「ごはんを食べる」のそれぞれの動作は並列になるとはいえない可能性があります。
「たり」を2回以上使用するときは、関係のある動作や状態を繰り返しているか確認しましょう。
「たり」を正しく使って読みやすい文章を目指そう
「たり」は何気なく使う助詞ですが、Webライターとして文章を書く際に、改めて正しい使い方が気になった人も多いのではないでしょうか。
この記事を参考に「たり」を正しく使って、読者が読みやすい文章につなげてみてくださいね。
- 「たり」は、基本的に2回以上の動作や状態を並べて使うのが正しいとされている
- ほかにもなにかあると暗示させる例で使うときは、「たり」を単体で使うこともできる
- 「たり」は、3回以上並べて使うことも可能。ただし、「たり」を複数回使うと文章がくどくなりやすいので、別の表現を考えてみる
「ほかにも文章の書き方を知りたい!」と思った方は、こちらの記事もご覧ください
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