今日は、猫の日(=ФωФ=)(2月22日『ニャンニャンニャン』)ですね。
某テレビ局の番組『あざとくて何が悪いの?』から、『あざとい』という言葉があらためて気になりました。
そして今日は猫の日 |ωФ=)
「まさに猫のための言葉では!?」と、家にいる猫を見ていて気づきました。
「あざとい」の意味とは?
まずは「あざとい」の意味を調べてみます。
あざとい(小聡明い)とは、元々は、小狡いさま・抜け目のない感じのあるさま・やり方があくどいさま・たちの悪い様子、といった意味の表現。文脈によっては「浅はかにも」のようなニュアンスも含まれる。
〈引用:実用日本語表現辞典より〉
本来は、ネガティブな意味です。
一般的には、「計算高い」「ぶりっ子」「ずる賢い」など、露骨で抜け目ない意味合いで使われることが多いのではないでしょうか。
ですが、言葉は時代とともに変化するもので、ネット上では「あざとかわいい」など、ポジティブな意味合いも出てきています。
なぜ猫は「あざとい」のか
大まかにはこんな態度が「あざとい」と感じるのではないでしょうか。
- 自分のことを「かわいい」と思っている態度
- 自分の思い通りに、飼い主を動かす態度
- なにをしても許されると思っている態度
猫好きな人や猫がそばにいる人にとっては、すぐに思い浮かぶシーンがいくつもあると思います!
では、具体的にどんな態度が掘り下げていきます。
【人間にとってあざとく見える猫の態度】
1. 自分のことを「かわいい」と思っている態度
- 甘い声で「にゃ〜ん」と鳴いて、すりすりしてくる
- 小首を傾げてじっと見つめてくる
- 前足をちょいちょいと出して、飼い主にちょっかいを出す
2. 自分の思い通りに飼い主を動かす態度
- 好物のおやつをくれるまで上目遣いでじっと見つめてくる
- 教科書や新聞、PCのキーボードの上に悠々と横たわる
- ドアは飼い主が自動で開けてくれると思っている
- 一番忙しいときを狙って、おもちゃで遊ぼうと誘ってくる
- 寝ようと誘っておきながら、ベッドに入った瞬間に遊びはじめる
3. なにをしても許されると思っている態度
- 飼い主を踏んづけてでも最短ルートを選ぶ
- 壊したカーテンレールの上から悠々と見下ろしてくる
- 飼い主の反応を見ながら障子を1箇所1箇所破る
- 急所の喉元を狙って噛み付いたあと、「あ、ごめん、かじっちゃった」と軽いノリで舐めてくる
もはや「あざとい」を完全に自分のスキル=個性に昇華させているのではないでしょうか。
ですが、これも飼い主さんという守ってくれる存在がいるからこそです。
外で暮らす野良猫は「あざとさ」よりも「生きる」ことが何よりも優先されます。
あざとい猫に出会うなら
まずは、安心できるお家と温かいごはん、飼い主さんのぬくもりをあげてください。
もしそれらをあなたが猫にあげることができたなら、その何倍、何十倍ものものを、あなたは猫から受け取ることになるはずです。
「あざとくて何が悪いの?」という態度を猫がしてくれたら、きっとその猫はあなたのことが大好きだという証拠です。
猫と一緒に暮らすなら、里親になる方法があります。気になる方は覗いてみてはいかがでしょうか。
「あざとくて何が悪いの?」これは猫のためにある言葉だと思う
について、解説いたしました。
猫の日(2月22日)に、少しだけ考えてもらえるきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!ふくうら(@fkr099)でした。