4月は、学生にとっては新学期がはじまるタイミングでもある。
これから新たな学校へ通いはじめる人も、学年が変わる人もいるだろう。
そんな4月を前に、私はふと、自分が小学校のころに背負っていた「ランドセル」を思い出した。
ランドセルの色は
私には兄がいる。
小学校に通っていたとき、兄のランドセルは「黒色」、対する私のランドセルは「赤色」だった。
いまでこそ、キャメルやピンク、ブルーなどいろんな色のランドセルが発売され、子供たちは自分の好きな色を選んでいるが、私が小学校に通っていた当時は、ランドセルの色は「黒色」か「赤色」の二択だった。
そして、男の子なら「黒色」、女の子なら「赤色」と当然のように決まっていた。
でも私は「赤色」よりも、兄が背負う「黒色」がよかった。
「黒色」の方がとてもかっこよく見えたのだ。
女性らしさとは
女らしさ(おんならしさ)とは、「それが女性の特性(あるいは特徴・要件等)である」と特定の話者や特定の集団が想定している固定観念群のこと。「男らしさ」に対置される観念である。
引用元:Wikipediaより
これによると、つまりは「みんなの間で共通する認識」ということになる。
では、女性らしいといわれる一般的な「共通する認識」とは何だろう。
- 気遣い上手
- 料理や家事が得意
- 健気
- 母性がある
- お化粧をする
- 女性らしい服装(スカート・ヒールなど)
- 上目遣いをしたり、小首をかしげたりするしぐさ
- 曲線的な体
まだまだたくさんありそうだ。
ただし「みんなの間」という共通する集団の「性別」や「世代」など、条件が変われば「共通する認識」も変わる。
たとえば、男性の間で「女性らしさ」=「気遣い上手」が共通であっても、それが女性の間でも共通だとは限らない。
逆に「男性らしさ」という言葉もある。
女性の間で共通する認識が「男性らしい」=「力仕事が得意」「虫は苦手ではない」だとしても、男性の間で共通する認識は違うだろう。
でも、そもそも「女性らしさ」「男性らしさ」の二択だけでいいのだろうか。
やはりここは「自分らしさ」であることが一番ではないだろうか。
私が選ぶのは
もし小学校の頃の私が、自分の好きな色のランドセルを選べるとしたら、どうしただろう?
答えは明白だ。
結局私は、今も昔も「黒色」が好きらしい。
まとめ
「らしさ」とは、「自分らしさ」に置き換えて使用すれば、より日々の呼吸がしやすくなるのかなと思います。
小学生時代のランドセルのことを思い出し、「女性らしさ」から「自分らしさ」について考えてみました。
「自分らしさってなんだろう?」となってしまうときは、こちらの記事も参考にしてみてください。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます!ふくうら(@fkr099)でした。